”善”の判断。
2011年 12月 26日
私のもとに、遅れてサンタがやってきました。
今朝5時、いつものように起床した私ですが、
今日のやることは昨晩から決まっていました。
それは除雪。
夜になって風雪が強まり、寝る前に外を見たら20センチ位の雪が積もっていました。
昨晩長男が「僕も除雪を手伝うから、パパが起きたら僕も起こして。」と言って寝ました。
この頃の長男の様子を見る限り、起きれるわけがないし、まさか除雪を手伝うという言葉が長男の口から出るなんて、昨シーズンまではありえない行動でした。
何時ものごとく口だけかな~って。
私の子だから、きっと楽な方に逃げるだろうと。
そして、5時に長男を起こしてみました。
(起きるわけないと思うけど)「5時だぞー、起きるのかー。」っと起こしてみたら、
いつもより身軽にベッドから起きました。
そして、すぐにパジャマから暖かい服装に着替え、
まだ外は真っ暗でしたが二人で除雪を始めました。
どうせすぐに、「疲れた~」とか「寒い~」とか言って家の中に入ってしまうだろう。
そう思いながらも、私は重たい雪を、長男は軽い雪の除雪をしておりました。
すると、弱音を吐かずに彼なりにモクモクとスコップを使って除雪をしています。
逆に私のほうが疲れて休憩を挟みながらやっていました。
「パパァ~暑いよぉ。帽子脱いでいいかなぁ・・・」(「帽子を脱ぐ」って北海道弁ですか?)
と。
もちろん外は氷点下・・・。
彼なりに頑張っている証拠です。
そして、ほとんど休憩することなく1時間半かけて二人で家の前の除雪を完了させました。
おそらく、私一人でやっていたら、2時間はかかっていたかもしれません。
とても助かったし、ありがたかったし、何より嬉しかった。
冬休みの生活表(学校から渡された、毎日の目標とやったことを書く表)に、
この冬休みは「早起きをする」「除雪を手伝う」と彼は自分で書いていたのを私は知っていました。
有言実行。
普段ナヨナヨしている長男がちょっと頼もしく見えました。
「なぜ、除雪を手伝った?」っと野暮な質問を彼にぶつけたところ
「パパが大変だと思ったから。」
と。
私は、先だって読んでいた「営業の神さま」の中で強烈にインパクトに残った言葉がありました。
「物事の判断を損得でするのではなく、善悪で判断しなさい。」と。
得をするから手伝おう。
損をするから手伝わない。
っということではなく、「手伝う行為自体が“善”か“悪”か。」
善ならやる。悪ならやらない。
当たり前と言ってしまえば当たり前のことですが、
大人になって、いろんな判断基準にどこか損得勘定が働くことがあります。
当たり前で小さな事ですが、彼にそれができて嬉しかったです。
今はあまりにもナヨナヨしていて営業向きには見えませんが、
長男も営業向きなのかも^^
除雪のあとに、少々長男と会話を・・・。
「あとは勉強だね(笑)」っと。
「目標は目的の上に立つものだから、目的がしっかり決まっていないといくら目標を立てても、続かないよ。」と話しました。
「僕は○○○になって、困っている人を助ける。」と彼なりに彼の目的を話してくれました。
時間は無限ではないから。
この冬休みが、彼にとってチェンジのきっかけになる期間になればと思います。
長男と有意義な時間を過ごせたのはサンタの贈り物です。
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今朝5時、いつものように起床した私ですが、
今日のやることは昨晩から決まっていました。
それは除雪。
夜になって風雪が強まり、寝る前に外を見たら20センチ位の雪が積もっていました。
昨晩長男が「僕も除雪を手伝うから、パパが起きたら僕も起こして。」と言って寝ました。
この頃の長男の様子を見る限り、起きれるわけがないし、まさか除雪を手伝うという言葉が長男の口から出るなんて、昨シーズンまではありえない行動でした。
何時ものごとく口だけかな~って。
私の子だから、きっと楽な方に逃げるだろうと。
そして、5時に長男を起こしてみました。
(起きるわけないと思うけど)「5時だぞー、起きるのかー。」っと起こしてみたら、
いつもより身軽にベッドから起きました。
そして、すぐにパジャマから暖かい服装に着替え、
まだ外は真っ暗でしたが二人で除雪を始めました。
どうせすぐに、「疲れた~」とか「寒い~」とか言って家の中に入ってしまうだろう。
そう思いながらも、私は重たい雪を、長男は軽い雪の除雪をしておりました。
すると、弱音を吐かずに彼なりにモクモクとスコップを使って除雪をしています。
逆に私のほうが疲れて休憩を挟みながらやっていました。
「パパァ~暑いよぉ。帽子脱いでいいかなぁ・・・」(「帽子を脱ぐ」って北海道弁ですか?)
と。
もちろん外は氷点下・・・。
彼なりに頑張っている証拠です。
そして、ほとんど休憩することなく1時間半かけて二人で家の前の除雪を完了させました。
おそらく、私一人でやっていたら、2時間はかかっていたかもしれません。
とても助かったし、ありがたかったし、何より嬉しかった。
冬休みの生活表(学校から渡された、毎日の目標とやったことを書く表)に、
この冬休みは「早起きをする」「除雪を手伝う」と彼は自分で書いていたのを私は知っていました。
有言実行。
普段ナヨナヨしている長男がちょっと頼もしく見えました。
「なぜ、除雪を手伝った?」っと野暮な質問を彼にぶつけたところ
「パパが大変だと思ったから。」
と。
私は、先だって読んでいた「営業の神さま」の中で強烈にインパクトに残った言葉がありました。
「物事の判断を損得でするのではなく、善悪で判断しなさい。」と。
得をするから手伝おう。
損をするから手伝わない。
っということではなく、「手伝う行為自体が“善”か“悪”か。」
善ならやる。悪ならやらない。
当たり前と言ってしまえば当たり前のことですが、
大人になって、いろんな判断基準にどこか損得勘定が働くことがあります。
当たり前で小さな事ですが、彼にそれができて嬉しかったです。
今はあまりにもナヨナヨしていて営業向きには見えませんが、
長男も営業向きなのかも^^
除雪のあとに、少々長男と会話を・・・。
「あとは勉強だね(笑)」っと。
「目標は目的の上に立つものだから、目的がしっかり決まっていないといくら目標を立てても、続かないよ。」と話しました。
「僕は○○○になって、困っている人を助ける。」と彼なりに彼の目的を話してくれました。
時間は無限ではないから。
この冬休みが、彼にとってチェンジのきっかけになる期間になればと思います。
長男と有意義な時間を過ごせたのはサンタの贈り物です。
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by chosi-631 | 2011-12-26 14:14 | 日々の出来事など | Comments(2)
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by
whirl--wind at 2011-12-27 10:45
長男君がんばっているじゃないですか。
氷点下の中、自ら進んで行うという事は中々できるものではありません。 成長された長男君をみるのは、父親としても喜ばしいことではないでしょうか?
それにしても、除雪にかかる時間、半端じゃないですね。
氷点下の中、自ら進んで行うという事は中々できるものではありません。 成長された長男君をみるのは、父親としても喜ばしいことではないでしょうか?
それにしても、除雪にかかる時間、半端じゃないですね。
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by
chosi-631 at 2011-12-28 07:44
WINDさん>
いつもコメントありがとうございます。
最近いろんな本を読んで改めて気がついた事は、「悪いところばかり指摘して改善を求めるのではなく、良いところを引き立てる。」という教育の仕方です。どうしても悪いところに目が行ってしまいますが、別な角度から見て良い所を褒めるという事です。
私たち大人だって、本当は褒められたい。
でも褒めてくれる人も逆に本当の意味で叱ってくれる人も少ないのが現状です。
少なくとも人として思いやりのある人間に育ってほしい。
自ら気にかけて、手を差し伸べるアクションを損得勘定を抜きにして行える人になって欲しいと願っています。
除雪の1時間半ですか?
一軒家を持つと積雪地域ではこのくらいの時間は普通にかかるんですよ^^
なのでカーポートや除雪機、融雪機など、この時期は皆欲しがっています。
冬の北海道に是非一度お越しくださ~い(笑)
いつもコメントありがとうございます。
最近いろんな本を読んで改めて気がついた事は、「悪いところばかり指摘して改善を求めるのではなく、良いところを引き立てる。」という教育の仕方です。どうしても悪いところに目が行ってしまいますが、別な角度から見て良い所を褒めるという事です。
私たち大人だって、本当は褒められたい。
でも褒めてくれる人も逆に本当の意味で叱ってくれる人も少ないのが現状です。
少なくとも人として思いやりのある人間に育ってほしい。
自ら気にかけて、手を差し伸べるアクションを損得勘定を抜きにして行える人になって欲しいと願っています。
除雪の1時間半ですか?
一軒家を持つと積雪地域ではこのくらいの時間は普通にかかるんですよ^^
なのでカーポートや除雪機、融雪機など、この時期は皆欲しがっています。
冬の北海道に是非一度お越しくださ~い(笑)