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遅咲き。   

先日、初契約を頂いた日に妻からこう言われました。


「最近、契約をとっても喜ばないけど、本当に契約したの?」と。


私も一昨年の1月から現場監督から営業に転換して、一昨年の契約は確かに本当に嬉しかったです。


「責任感<受注の喜び」


でも、去年あたりからそう感じなくなりました。


明らかに「責任感>受注の喜び」。


某ハウスメーカーで営業をしていた頃は、受注をとることすらできなかったので、


ポツンポツンと受注をとっても会社に対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。


あの頃は、自分自身をどうやったら変えられるのかがサッパリわからなかった・・・。


でも今はいろんな意味で環境が以前と違うので「やらなきゃいけない。」という気持ちが強いです。


会社に対しても、お客様に対しても、そして自分に対しても・・・。




・・・以前ラジオ番組でこんなテーマで聴視者からメッセージを募集していました。


「あなたは何の天才ですか?われこそは○○の天才であると思うこと(もの)のメッセージをお待ちしています♪」と。


すると、ある方のメッセージが胸にとまりました。



「私は、遅咲きの天才です。」と。



「遅咲き・・・。」



この言葉、なんか好きです。


もう、本州の方では桜が咲き始めているようですが、そんな桜並木の中で、皆が散った後に一足遅れて咲いている桜の樹を見ると、「いつまでも咲いててね」と声を掛けたくなります。


遅咲きには遅咲きの魅力がある。



私には桜のような美しさはないし、ましてや桜のように可憐に花開くことができるかどうかわかりませんが



「遅咲き」できればいいなと思っています。



このラジオの聴視者の方のように、「私は遅咲きの天才である。」と言える様になるために、



受注だけが喜びなのではなく、お客様が笑顔で安心してお住まい頂いているそのお姿を拝見してこそ、それが本当の私にとっての喜びなのです。


受注を頂いた、私が今を喜ぶのはちょっぴり早すぎます。


お客様の心中には期待も大きいですが不安がある事だって確かです。


家が出来上がったとき、その不安がいつしか消えてて、


お客様が思わず「見て見て。」とお友達を呼びたくなるような、そんな家づくりができたらと思います。


36歳。


これまで殆ど「うだつが上がらなかった私」に、遅咲きの桜を。


休日の朝。そんなことを思いながら、充電するのでした^^




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by chosi-631 | 2011-02-23 09:16 | 一流への道 | Comments(4)

Commented by tubasa7818 at 2011-02-23 21:27 x
契約をいただいてからが本当に悩み苦しみましよね。
最初は契約をいただいてうれしい
気持ちが先行、それは当然の事
段々と一人前の営業マンになるにつれ、お客様の期待にそえるよう悩み苦しむものですよね。
営業マンの一番うれしい言葉は
お客様にありがとうと言って貰える事だよね。
この一言を言って貰える様に
お互い頑張ろう‼
Commented by chosi-631 at 2011-02-25 09:14
tubasa7818さん>
連続のコメントありがとうございます^^
契約することは「目的」ではなく「手段」なのかなぁと感じます。
「目的」はあくまでもお客様にとって最良といえる住宅をご提供し、ご満足いただきながらお住まいになってくださること。ご契約はその前段階の「手段」であると思います。

もしかすると、お客様方は数あるメーカーから一社に絞って決めるわけですから、ある意味「ご契約=目的」とお感じになられている部分もあるかもしれません。
でも私達の立場でそれが目的になってしまったら、そのあとのお客様へ対応(フォロー)がおろそかなものになってしまう気がします。

我々の仕事は「売ったら終わり」の商売ではありませんので、如何に末永く快適に住まうことができるかということを日々考えながら改良しながら作り上げていかなきゃならないと感じています。
Commented by N-styel at 2011-02-25 09:48
おぉ~ご契約おめでとォございます!!!
今年も早い段階からお仕事頑張ってますね♪♪
とても素晴らしいです。

千里の道も一歩から、遠く先を見つめてもその距離感はなかなか縮まりません。でも一歩一歩確実に前進することが大切なんですよね。
今年の目標達成、着実に歩まれていらっしゃいますね。

Commented by chosi-631 at 2011-02-25 23:22
Naoさん>
ありがとうございます^^
今年の一棟目ということで、普段の忙しさが一つ実績となったことはありがたいことです。
「遠く先を見つめても距離感が縮まらない。」というのは私も実感したことがあります。
一歩位の先を見ながら走り続けると、以外にもあまり疲れなかったのです。

確実な前進のため、足元を確認しながら前進していきたいと思います。

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