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珍事。   

昨晩のことです。


夜10時を過ぎた頃、子供達を寝かせ、やっと自由な大人の時間が過ごせると思ったその時、


「ピーンポーン♪」


とインターホンが鳴りました。


こんな時間に誰?と思い、インターホンに出てみると



「ヒロ(仮名)です。・・・・グスン(泣)」



と。



長男の同じクラスのお友達でした。



慌てて玄関を開けて、彼を家の中に入れてあげました。


「どうしたの?」


とたずねると


「お父さんに、叱られて外に出されたの・・・グスングスン(泣)」


ヒロ君の家から私の家まで100メートルくらいの距離。


「外は寒いんだから、まずは入りなさい。」


と家に入れてあげました。


薄っぺらな長袖のシャツ1枚とズボンという格好で靴下も履かず、どれだけの時間屋外にいたのかわかりませんが、外は氷点下に近い気温・・・。


泣き続ける彼・・・。


なぜ叱られたのかはわかりませんが、彼が少し落ち着いた後に出た言葉は


「お父さんは僕の言うことを聞いてくれないんだ。」


と。


私はとっさに、「じゃあヒロ君はお父さんの言うことを聞いているの?」


と聞いてしまいました。


彼は「いや。」と首を横に振りました。


「お父さんはヒロ君に言うことを聞いてもらいたかったんじゃないかな?」


というと、


「だってお父さんは僕の言うこと聞いてくれないんだもん。」


と同じ答え・・・。


「お父さんだって言うこと聞いて欲しいんだよ。おじさんも(私)も、長男が言うこと聞かない時はガッチリ怒ることあるんだよ。」


といいました。


妻がヒロ君の自宅に電話を掛け、ヒロ君のお母さんが迎えに来ました。


「本当にすいませんでした。」と深々と頭を下げられ、帰宅していきましたが・・・。


この時期に「しつけ」とはいえ屋外に出すことはどうかとも思ったり、


「お父さんが言うことを聞いてくれない」という考えについて、


ヒロ君の単なる自己中心的な考えなのか、本当にヒロ君のお父さんがヒロ君をかまってあげていないのか・・・。




ヒロ君が帰った後、妻と二人、子育てと親のあり方についてしばらく話をしていました。





長男は寝た後だったので、このことを知りませんし、あえて話す必要もないと思い、



今朝は何も言わずそのまま学校にいかせました。




甘やかせ過ぎては「何でも自分の思い通りになる」と子供は錯覚するし、



叱り過ぎては子供の心が萎縮して「自分の気持ちを伝えられない人」になってしまう。



そして、親が子育てを面倒くさがると親子間に確執が生まれる。





この「さじ加減」が本当に難しいと思います。





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by chosi-631 | 2009-12-11 12:58 | 日々の出来事など | Comments(2)

Commented by whirl--wind at 2009-12-12 12:08
厳しすぎるのもあれですし、かと言って友達親子であれば、親としての威厳を示せない・・・・。 本当にそこら辺のさじ加減は難しいと思います。 これはその子の性格に合わせていかなければいけないですよね・・・。
Commented by chosi-631 at 2009-12-12 17:08
親が難しく考えすぎても良くないのでしょうが、

「三つ子の魂、百まで」と言いますので、

3才の我が家の姫にはわがままで自己中心的な性格に

なって欲しくないので、比較的厳しくしているつもりです。


厳しくしても、自己チューな姫。

骨が折れる思いですww。

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